今日は少しゆっくりと、
私がなぜここまでAIを学び続けているのか、
そして「誰かの役に立ちたい」と思うようになった
原点について、お話ししたいと思います。
父が感じた“取り残される苦しさ”
私の父は今80歳になります。
かつては仕事熱心で、部下にも慕われるタイプの人でした。
でも、父がちょうど50代だったころ、
世の中は一気に「パソコン」「インターネット」の時代へと変わりました。
メールや検索、資料作成など、
仕事にITが欠かせなくなっていった時代です。
その転換期に、父はつまずいてしまいました。
「また聞くんですか?」の一言で、自信をなくした
苦手なパソコンを前に、必死で若い人に聞いていた父。
でも返ってきたのは、「また聞くんですか?」という言葉。
自分より年下の社員にバカにされてしまったような気持ち、
プライドを傷つけられ、自信をなくし、
職場での居場所を感じられなくなっていく父の姿を、私はずっと見ていました。
あの時の姿を、もう誰にも味わってほしくない
今、私は「AI」という新しい技術と向き合っています。
ふと気づいたんです。
あのときの“パソコン・インターネット時代の変化”と、
今の“AI時代”って、とても似ている。
誰でも使えるようになった一方で、
「難しそう」「触ったことがない」「なんだか怖い」
そんな気持ちで、最初の一歩を踏み出せない人もたくさんいます。
だから私は、“橋渡し”になりたい
私は高卒で、専門的な知識も持っていませんでした。
でも、ChatGPTに初めて触れたときのあの感動──
「わたしでも使える!」
「わたしでもこんなことができる!」
それは本当に衝撃でした。
そして今は、
「誰かが取り残されないように」
「仕事を失ったり、自己肯定感をなくさないように」
そんな思いでAIを学び、伝え
使い方をサポートしています。
子どもたちの“普通”になる前に、大人も安心して触れられる環境を
小学生や中学生たちは、
スマホやタブレットでAIと普通に会話しています。
検索したり、悩み相談したり──
彼らにとってはAIは“空気”のような存在。
でも、私たち40代・50代・60代は、
何もしなければきっと“分断”が起きてしまう。
だからこそ、
今、なるべくやさしく、わかりやすく伝えることが大切だと思うんです。
まとめ
私は、父のような悲しい思いを誰にもしてほしくありません。
誰でも、学び直していい。
誰でも、「わからない」を口にしていい。
そして、誰でも、新しい技術と仲良くなれる未来を、心から願っています。
今日は少し真面目な話でしたが、
読んでくださってありがとうございます。
また明日から、ゆるっと、AIのお話もお届けしていきますね☺️
お読みくださりありがとうございました